踊り編

高張り

連の一番先頭を行くのが『高張り』です。

正式には『高張り提灯』といい、竹の棒の先に連名が書かれている提灯を取りつけて、 遠くからでもどこの連か一目でわかるように高く(張り)上げて踊ります。

また、目立ちますので連員の集合などにも役立っています。

子供踊り

子供踊りの写真

幼稚園児から小学生までの子供踊りです。 ねじり鉢巻きにハッピ姿、小さいながらも時には大人顔負けの踊りをする子供たちです。

阿波踊りの楽しさを第一に毎週練習に励んでおり、本番の時には、その努力が実を結びます。 揃いのうちわ踊りは、観客の人たちから大きな声援を受け、 愛嬌を振りまきながらの踊りはピカ一です。


新橋連の一番人気は、もしかするとこの子供踊りかもしれません。 他に赤ハッピを着た三、四歳の子供もおり、この子達も大切な新橋連の一員です。

女踊り

女踊りの写真

阿波踊り連とは知ってのとおり、女踊り・男踊り・鳴り物(お囃子)の三つのパートで成り立っています。男踊りは重量感と力強さ、なおも切れ味の良さが大事なファクターになります。 しかし、いくら男踊りとお囃子が良くても、そこに優雅で品(しな)よさ、女性特有の色っぽさを兼ね備えた女踊りが居てこそバランスの取れた素晴らしい連となります。


踊りを見ると、踊り子が自分の形などを気にせず お囃子のリズムにのり自然の姿で踊る時が一番キレイな姿です。それにはやはり、日々の練習を重ね、踊りもリズムも自分の物にすることです。習い事のすべてがこのように思えます。

本場阿波徳島の歴史を見ても、何時の時代にも女踊りの完成度を高い位置で保つことの素晴らしさは、その裏側で女踊りをコーディネートしている関係者の並たいていではない努力が有ると思われ、そこには阿波徳島の郷土愛、連のプライド、女踊りへの執念見たいなものを感じ伺えます。

男踊りを女性が踊る連はたくさん有りますが女踊りは女性にしか踊れないのが実情です。 全国阿波踊り連の女踊りを踊っている皆さん、もう一度女踊りを深く見つめて女踊りへのプライドを持ち自分の踊りに酔える女踊りを見つけて下さい。


私達、大和新橋連の踊り手も、見てくれているお客様と心の触れ合える踊りを目標に連造りに励んでおります。今年の新橋連は期待できますので『神奈川大和阿波おどり』本番の7月28日、29日には是非お越し下さい。


連長代理:鈴木 優

男踊り

新橋連の男踊りは現在、中学生から大人までの男女で構成されています。 正調阿波おどりを基本として、男性は男の良さを女性は女の良さを生かした基礎に忠実な正統派の踊りを目指しています。

男の『男踊り』はどっしりと腰を据えて、じっくり踊り込まれた熟練されたところが特徴です。 女の『男踊り』は指先から爪先まで神経の行き届いたキレのあるおどりが特徴です。

男女どちらも笑顔あふれる威勢のよい性格も(?)豪快な踊り手達がそろっています。

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