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阿波踊りとは?

本場は四国『徳島』

阿波おどりは盆踊りの一つです。盆踊りのスタイルとして一般的に知られている、やぐらを組みそれを中心にグルグルと踊りまわるものと、阿波おどりのように通りを行列で行進していく流し踊りがあります。(阿波おどり以外の流し踊りは“おわら風の盆”“郡上踊り”“黒石よされ”などがあります)


元々徳島で行われていたのは阿波の盆踊りや徳島の盆踊りと言われていて、他の地域に遠征に行った時(お盆の時期以外)などは阿波踊りと呼ばれていたそうです。

しかし、徳島市の観光の目玉として考えていた徳島市観光協会が論議した結果、町の風俗史家・林鼓浪氏が命名した阿波おどりを承認し統一した呼び方にしたそうです。

関東の阿波踊り

阿波おどりが全国的に広まったのは1970年の大阪万博の時に万博会場で徳島の方達が阿波おどりを披露し、それを見て感動した人達が自分達の地域で始めたのがきっかけと一般的に言われています。

しかし、なぜ関東では他の地域に比べて阿波おどりが盛んなのか?

それは万博以前から東京・高円寺では阿波おどりが行われており、自分達の地域でも始めようと考えていた近隣の人達が、高円寺をお手本にする事が出来たものと考えられます。

例えれば徳島を親とするなら、高円寺が子供、そして大和をはじめ三鷹・糀谷・南越谷などが孫となり、そしてまた各地域から次々と広がってひ孫ができ、現在のように関東各地で阿波おどりが行われるようになっていきました。

大和の阿波踊り

昭和52年7月3日、新橋通りの商店街中元大売出しイベントとして、同時に七夕や花火大会ではない大和独特のものを定着させたいという思いで開始されました。

しかし開始当時は、まともに阿波おどりを知る者はいなく、しかも開催決定からわずか18日後のお披露目だったこともあり、練習もままならず全く踊りにはなっていなかったらしい。(笑)

なお、見物客も阿波おどりを知らないので、それほど不思議には思わなかったらしいです。
【第1回参加連:高円寺・いろは連、天狗連 大和・新橋連、ちどり連(海上自衛隊厚木基地)】


その後、回を重ねていくうちに他の商店会、自治体の連や地元企業連が次々と参加するようになり、新橋通りのみで行われていた阿波おどりが大和駅東側全体で行われるようになりました。 近年では東林間、開成町をはじめ神奈川県内の連が参加するようになり、ますます規模が大きくなって来ています。


最初は商店街のお祭りだったのが大和市のお祭りになり、そして今では神奈川県を代表するお祭りのひとつになろうとしています。


※詳細は神奈川大和阿波おどり公式サイトをご覧下さい。

ぞめき大和

ぞめき大和とは、大和市生涯学習センターで行われる室内の舞台演舞で、平成9年より開始され、大和の夏を告げるかのように毎年7月前半に行われています。

普段行われる野外での阿波おどりとは一味違い、見せることを主体にしたステージならではの構成がされています。席に座ってじっくり見れますので各連の違いやホールを活かした 照明や鳴り物の音響などが楽しめます。

お祭りとして楽しむなら野外の阿波おどり。エンターテイメントとして楽しむなら『ぞめき大和』ではないかと思います。

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